ぼーっとしているのに忙しいINFJ

MBTIの16タイプの中で、もっとも複雑で難解だとされるINFJ。

社交的かと思いきや内向的だし、衝動的だと思ったら計画的。真逆の要素が同居しすぎて、自分でも自分の輪郭がとらえられないタイプだと言われています。

私もおそらくINFJで、ネットでこのタイプについて調べるうちに少しずつ自分のことがわかるようになってきました。

このシリーズでは同じくINFJの人に対して、生き方のコツとか、よく起こる状況について「これってこうだよね?」と図解などしていきたいと思います。

※この記事は私の経験にもとづく考察です。私がINFJではない可能性もありますし、理解が間違っているところもあると思いますが、それを踏まえて楽しんでいただければ嬉しいです。

INFJはどのようにリーダーになるのか

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登場人物

コスモ

コスモ

INFJの女の子。INFJが「アレな聖人」とか「闇の住人」とか、「一番敵に回したくないタイプ」と言われる状況を打開すべく生まれた。

ぼーっとしているのに忙しいINFJ

他人のことは見たくないところまで見えて、痛みだって手に取るようにわかるのに、自分のことは今何を考えているのかさえ把握できないINFJ。

最近気付いたんですけど、このタイプはどうも生きてるだけで疲れるんですね。

今回は、人といるだけで死ぬほど疲れてしまう理由をマンガにしてみました。

ぼーっとしているのに忙しいINFJ

ぼーっとしているのに忙しいINFJ

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バックグラウンドアプリの比重が大きい

INFJはぼーっとしているように見えて、実は無意識のうちにバックグラウンドで情報収集&パターン解析を繰り返してしまう傾向があります。

たとえば、超重いウィルス対策ソフトを使いながら、豪華なグラフィックのオンラインゲームをやろうとしたら、普通のパソコンだとフリーズしたり落ちたり、そこまでいかなくてもキャラクターの動きがカクカクぎこちなくなったりします。

INFJもまさしくそんな感じで、頭の中が大忙しだから現実の反応が鈍くなりがちだし、たまに真っ白になって固まってしまうこともあるので、周りからは時々バカだと思われている可能性がありますね。

INFJは非言語コミュニケーションにたけている

「会話中くらいぼーっとしてないで、目の前の人に集中したらいいのに…」と思うのですが、バックグラウンドアプリは自動でオンになってしまうし、瞑想などで意識的に強制終了させないと止まりません。(どっちにしろぼーっとしてしまう)

というか、本当は全力で目の前の人や状況に集中しているし、ある点では相手に合わせて機敏に反応しているんだけれども、他の人からはまったくわからないんですね。たぶん相手には、「この人とは相性がいいな」とか「ここは居心地いいな、不思議だな」くらいにフワッとした感覚として伝わっている。

たとえば私の場合、会話をするときは相手をリラックスさせるために、自分の身体をゆるめたり、目の動きを遅くしたり、相手のテンポを乱さないように相槌を打つなど、すごく気を遣ってしまいます。ちょっとした身体の動きで、相手を傷つけないようにしているのです。

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人は非言語メッセージに対する防御力が低い

目の開き方やタイミング、視線の速さや幅なんかで、感情はダイレクトに相手に伝わります。非言語メッセージは口から出る言葉よりずっと本音に近くて、しかも人の心の深いところまで届いてしまうから、誤解させないように注意深く制御しなければなりません。

言語の場合は、言葉通り受け取ることも解釈をねじ曲げることも選べるし、ワンクッションはさむんですよね。だけど仕草や視線が送るメッセージに対して、人はなぜかあまりガードが出来ないんです。

引用:ペス山ポピー「実録 泣くまでボコられてはじめて恋に落ちました。 番外編」

仕草や視線の正確な意味を言葉にしたり、はっきり知覚して理解したりするのは難しいんだけど、非言語メッセージは感情そのものを非常に率直に人に伝えてしまいます。

だからジロジロ見たり、あるいは視線を急にそらすだけで、人は人をカンタンに打ちのめすことが出来る。口を開かずに差別だって出来てしまう。だけど、自分が無意識に発する本音を、制御しようとする人は少ないです。

無意識の身体の動きを制御すると異常に疲れる

多くの人は非言語コミュニケーションを、無意識の下に置いておくことが出来ます。目で人を拒絶したり見下しても、気付けないし制御も出来ないんですね。

それに、気づいたところで自分の視線や仕草で他の人が傷つこうが、「証拠なんて残らないし、私には関係ない」と思う人もいる。

無意識の身体の動きを意識に上らせると疲れるので、わかんないほうが生きるのがラクです。ニブいと「なぜかいつも避けられる」とかは、起こりやすいかも知れないですけどね。

INFJは非言語メッセージに対する感度が異常で、その能力に引っ張られて自分の身体もある程度制御できてしまいます。だけど、本来無意識に行われる身体の動きをコントロールすると、すごく疲れます。

生きやすくするコツ

INFJ自身の内面はわりとせっかちで雑だと思うんですけど、人からは「エレガント」とか「品がいい」と言われています。その理由は、おそらく人を傷つけないように身体を制御しながらコミュニケーションをするから。

なので疲れる場合は、他の人の発する非言語メッセージをある程度無視したほうがいいんですね。人に目を向けないように意識したり、「この人の非言語メッセージは受け取らない」と決めて、あえてガサツな人になってみる。その瞬間はちょっと負担は軽くなりますね。

ただ人が傷ついているのを見るのが耐えられないから、結局ダメージとしてはねかえってきちゃうだろうし、一番確実なのは一人になることですけどね…。

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情報収集&パターン解析

それでは最後に、頭をぼーっとさせるバックグラウンドアプリについてお話したいと思います。

INFJが主機能として使っているNi(内向的直観)というのは現実をシンプルな式にして、把握しようとする機能らしいです。

たとえば私はピクトグラムが大好きなんですけども、このブログの他の記事では↓のような図をよく描いています。

五感で感じられる”生の情報”というのは混沌としていて捉えられないんですけど、INFJはそれをどうしてもつかみたい人たちらしいんですね。でも立体を面や線で表現しきれないように、真実をつかむなんてムリです。

じゃ、どうするかっていうと、関係性だったら上のイラストのように限界まで抽象化して考えたり、時間の流れがある場合は物語として編集して、頭のストックにつっこんでおきます。

そういう形にしておけば、あとで一人になったとき取り出して、違いや共通点を見つけながら腹落ちするパターンを編むことができます。

頭の中で常にファイルの作成・保存・整理

複雑な現実を出来るだけ多く記憶にとどめるには、少なくとも持って帰れる形にその場で加工しなければなりません。

何か物事を人に説明しようとするとき、すぐ抽象化した図や物語が出てくるのは、いつもリアルタイムで見たものや聞いたものをパターンとして頭の中にストックしているからなんですね。

この作業が常時起動な上にすごくメモリを使うんで、INFJは外に出て人と会うと、さらにぼーっとしてしまうんだと思います。

まるで五感から流れ込んでくる大量の書類から、めぼしいものを見つけて片っ端からファイルに突っ込んで、次から次へと棚をめがけてスコーンと整理していく感じ。

誰かと会話しなくても、何もしていなくても、存在しているだけで頭の中が常に引っ越し直後のオフィスのように忙しい。

でも楽しくてやっているんじゃないんですよね。無意識です。

おそらく、具体的なデータを大量に集めないと、”答え”が引き上げられないから仕方なくやっている。

人といればいるほど書類は積みあがっていくのに、うっかり相手の気持ちを踏まないように息遣いを読んだりしながら、自分の視線をコントロールしなければならない。話す内容はポンコツで焦るし、そうこうする間にだんだんさばききれなくなって、人前なのにフリーズしはじめます。

これが、INFJが人といるとドッと疲れてしまう理由かなと思います。

まとめ

まとめ
  • INFJが疲れるのは、非言語コミュニケーションに長けているせい。
  • INFJが疲れるのは、無意識の情報収集&分析で忙しいから。
  • INFJの対人的な努力は、人に察知されにくい。(察知されないように気遣っているし)
  • INFJは人からは、ぼーっとしたポンコツに見えるときがある。