ケース①自分を不完全な女だと思う【普通の女の”女”との付き合い方】

まったく悩みなく”女”をできているようにみえる女たちも、みんな本当は悩んでいる――。

だけどその悩みがなぜかあまり共有されないので、みーんな悩んでるんだということがわかりにくくなって孤立を生んでいるんですよね。

なので、普通の女がどうやって”女”をやっているのか、思いつくだけバリエーションを具体的に書き挙げてみることにします。

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普通の女の”女”との付き合い方

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 登場人物

サツキ

サツキ

大学2年。美人なのにモテないのが悩み。スミレのめい。
ブリトニー

ブリトニー

サツキと同じ大学のぶりっこ。モテくそ地獄の住人。

ケース①自分を不完全な女だと思う

体感的に一番人数が多いと感じるのが、「うまく”女”になれない」と自己嫌悪に陥るパターン。

みんなは上手に”女”を出来てるのに、自分だけうまくできないと劣等感を感じたり、選ばれる価値なんてないかも知れないと絶望したり。

これは女なら、たとえ美人と称される人であっても、すでに結婚したり子どもを持っている人でも、誰でも少なからず感じていることかも知れません。

サツキ

見た目だけじゃなくて、色気のあるなしとかモテ、あと女として生活全般ちゃんと出来てるかとか、言い出したらキリがないもんね。

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求められる”女”が出来なくて

ペス山ポピー「実録 泣くまでボコられてはじめて恋に落ちました。 番外編」
ペス山ポピー「実録 泣くまでボコられてはじめて恋に落ちました。 番外編」

その…どうやって男の人の前で 恋愛関係の中で 振舞えばいいかわからなかった

楽な振舞い方と 期待されてる振舞い方が もう全然違くて

引用:ペス山ポピー「実録 泣くまでボコられてはじめて恋に落ちました。 番外編」

このタイプは”女”から発生する苦しみを、主に外見や恋愛コンプレックスとして認識しています。

泣くボコ」のペス山さんのように、この苦しみから逃れるために「女をやめよう」という根本的ともいえる解決策を思いつく人は少ないものの、”女”をあるていど諦めたり距離を取ったりすることで、多少ラクになれる場合があります。

↓こちらはカマンベール☆はる坊さんの「まだモテてないだけ。」の一コマ。そっくりだったので持ってきました。

カマンベール☆はる坊「まだモテてないだけ。 恋愛オンチな私の結婚までの道のり」

カマンベール☆はる坊「まだモテてないだけ。 恋愛オンチな私の結婚までの道のり」

素の自分でガンガンいけないっつーか

「見た目も会話も男受けするようにする」ってめちゃくちゃしんどいんですけど…

しかもひとりの人と付き合う付き合わないの過程だけでも疲れるのに

数こなす人とかどんだけメンタルと体力すごいの?

すごいよロシア軍女…

引用:カマンベール☆はる坊「まだモテてないだけ。 恋愛オンチな私の結婚までの道のり」

ペス山さんもカマンベールさんも、どちらも「求められる”女”がうまく出来なくてしんどい」と言っているところが同じですね。

”女”と一体化できる女を蔑みながらうらやんでいる

ちなみに↑のセリフに出てくる「ロシア軍女」とは、”女”に悩むことなく、むしろ利用できるタイプの女のことです。↓

カマンベール☆はる坊「まだモテてないだけ。 恋愛オンチな私の結婚までの道のり」

カマンベール☆はる坊「まだモテてないだけ。 恋愛オンチな私の結婚までの道のり」

テメーが言ってるあざとい女っていうのは

目的とキャリアの遂行のためなら

合理的な手段をガンガン取ってく女だ!!

そのメンタリティの強さといったらロシア軍並だ!!

引用:カマンベール☆はる坊「まだモテてないだけ。 恋愛オンチな私の結婚までの道のり」

サツキ

わかる。割り切って合理的に”女”出来る人を見ると、羨ましいと思っちゃう。

ブリトニー

じゃあサツキちゃんも私と一緒に、”女のコ”やろ?

サツキ

そ、それはちょっと…。だってキャラ的にムリっていうか、ほら、背だって高いし…!

ブリトニー

違う、知ってる。サツキちゃん、口ではうらやましいって言いながら、本心ではやりたくないんだよね。ほんとは”女のコ”のこと、見下してるでしょ?

サツキ

…!! そんな、ちが…!!

ブリトニー

いいの、私も「こんなのバカみたい」って思いながらやってるし。でもだからって「本当の自分」なんて今さらわかんないし、求めてくれる人もいないしね。

サツキ

ブリちゃん…。(なんかゴメン)

サツキ

(ああ、でもやっぱりだ。我慢して”女のコ”出来たとしたって、別の苦しみに変わるだけなんだ…。むしろ闇が深まる気すらする。)

サツキ

女らしさとかモテに悩む人にオススメ! 苦しみから解脱する方法まで描かれていて、読み物としても面白いよ!

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なぜ女なのに”女”を蔑むのか

さて、なぜサツキちゃんは、天然で”女”らしい女を見れば、「男にまんまと利用されてるじゃん! この脳内お花畑!! 体制派!!! お人よし!!!」と思い、あざとい女を見れば、「人間性やプライドより利益を優先するなんて、なんて小賢しい奴だ!! 自己中の卑怯者!!! ズルい!!!」と、心の中でののしってしまうのでしょうか?

サツキ

ううっ、私もうちょっといい人だよ…?

当然ですよね、だって”女”ってぶっちゃけ奴隷属性のことだから!

サツキ

ど、奴隷属性?!

”女”は奴隷属性のこと

そう、ほら奴隷階級がいれば、大衆が貧富の差や労働環境の劣悪さに対する怒りを、権力者にぶつけてこないでしょう?

だけど現代はもう表立って奴隷制度なんて作れないから、うまくやる必要がありますよね。

そういう小賢しい支配の仕方って「ヘゲモニー」って言うらしいんですけど、難しかったので図を描いてみました!↓

たとえば母性とか女らしさという神話を、ことあるごとにテレビや学校でしれ~っと浸透させたり、法律や制度なんかを男に激甘にすれば、大衆の不満をうまく解消してくれる巨大なグループを作り出すことが出来ます。

他の女も厳しい環境でなんとかうまくやってるだけ

たぶんあざとく見える女たちも、自分と同じで難しい境遇の中でなんとかうまくやってるだけ。

そんなのわかってるけど、やっぱり他の人が”女”役割を従順に受け入れているところを見るのは辛いわけです。だって、どう考えたって損しかしないから!

そうやって非力な自分自身の姿を他の女に投影して、抜け出せない”女の穴”でもがいて、でも自分だって”女”に対する偏見に染まってしまっていて。

ブリトニー

あの、目から水が止まんないんですけど。

サツキ

…。(ブリちゃんって、泣きかたスプリンクラーみたいだな…。)

虐げられているもの同士で気持ちを分かち合えば解決策が見えやすいんですけど、なにせ我々の言動には社会から激しい制約が課せられており、表立って協力したり経験や感情を言語化したりしにくくなっています。

まとめ

まとめ
  • 最初は恋愛や外見が”女”コンプレックスのきっかけに。
  • 次第にモテや生活態度など、”女らしさ”に悩むように。
  • ”女”を諦められれば、ちょっぴりラクになれる場合も。
  • 他の女を見下すのは、”女”=奴隷だから。
  • ”女”は社会の天然資源なので、気持ちだけじゃ抜け出せない。
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