こんにちは、蜜です。
ソニーのデジタルペーパーを使いこなすための、PDF編集ソフトを使った小技をお伝えしたいと思います!
↓私が使っているのはDPT-RP1です。
SPONSERED
目次
書籍PDFに無限ノートをはさむ
デジタルペーパーで作成されたノートPDFは、ルーズリーフの紙のノートのように、どこでも好きなところにページを足すことが出来、いらないページをその場で削除することも出来ます。
ノートPDFは一番最初のページをテンプレートに、その都度複製して新規ページとして追加しています。
この仕組みを応用し、書籍(文書)PDFに少し手を加えると、まっさらなノートのページを追加することが出来るようになります。
下のイラストを見てください。↓
次の2つの作業をすると、ノートを書籍にはさめるようになります。
- ノートとして使いたいPDFを、書籍(文書)PDFの一番最初に挿入
- 書籍(文書)PDFにキーワードを書き加える
簡単にいうと、文書PDFをノートPDFとしてデジタルペーパーに認識させてしまうということです。
付箋を貼るように書籍にノートを追加できる
デジタルペーパーでは、任意の文書PDFに専用のサイドノートを作成する機能がもともとついています。サイドノートとしてノートPDFを作成すると、次回以降ボタン一つで文書PDFと並べて表示させることが出来ます。
しかしこの方法で作られたサイドノートは、書籍PDFと別のファイルになってしまいます。
私は紙の書籍にふせんで追加情報を書き加えるように、書籍PDFに直接ノートをはさこみたかったのです。
なぜなら情報を一か所にまとめると、復習の効率がよいので短時間で記憶することが出来るからです。
PDF編集ソフトで少しいじってみたところ、書籍の途中や巻末に無限にノートを足すことが出来るようになったので、方法を共有したいと思います。
ノートのテンプレートを書籍PDFの一番上に挿入する
まず、使用したいノートPDFのテンプレートをダウンロードしておきます。
使用するPDF編集ソフトはJUST PDFです。
複数のPDFを一つにまとめたり、特定のページだけ取り出して別のファイルにしたり、ページを入れ替えるなど必要な機能が揃っていて、なおかつAcrobatの半年分の料金で買い切ってしまえるのでオススメです。
PDF編集ソフトで、ノートを追加したい文書(書籍)PDFを開きます。
- 画面左端の「ページ」アイコンをクリック
- ページパネル上部のスパナのマークをクリックし、ページパネルオプションを開く
- 「他ファイルから挿入」をクリックし、あらかじめダウンロードしておいたノートのPDFを選ぶ
今回はソニーの公式テンプレートからダウンロードしたノートPDFテンプレート、「ドット縦」をはさみこんでみます。
PDFを選ぶと「ページの挿入」ウィンドウが開きます。
ページの挿入ウィンドウ
今回は1ページのみのPDFなので、「ページの選択」→「すべてのページ」を選びます。
テンプレートとして指定されるのは一番上にあるページなので、ノートのPDFを書籍(文書)PDFの一番前のページに挿入します。
- 場所→前
- ページ→最初のページ
- 「OK」をクリック
文書PDFがデジタルペーパーでノートとして認識されるようにする
次にキーワードを追加します。
- 画面上部のメニューバーの「ドキュメント」をクリック
- 「ドキュメント プロパティ」をクリック
「ドキュメントプロパティ」ウィンドウは、ショートカット”Ctrl+D”でも開きます。
PDFにキーワードを記入する
すると、「ドキュメント プロパティ」ウィンドウが開くので、以下のようにキーワードを挿入します。
キーワードの欄に DPDocType:notebook と記入し、ファイルを保存してデジタルペーパーと同期してください。
文書PDFからノートPDFに認識が変わる
それでは、処理した文書PDFをデジタルペーパーで開いてみます。
文書PDFでは本来表示されない、「新規ページの挿入」「現在のページの削除」の二つのコマンドが使えるようになりました。
注意一枚目がノートになっていることを確認してください!
※最初のページが表紙のままでノートとして認識されると、新規ページとして表紙が何枚も挿入されてびっくりします笑
ノートPDFのアイコンに変化
続いて、アイコンがノートPDFのものに変化したことを確認します。
↓それから本来はノートしか表示されない「ノート一覧」ウィンドウにも、処理した文書PDFが表示されていることが確認できます。
一度ノートとして認識された文書PDFは、サイドノートが作れなくなったり紐づけが切れたりするので注意しましょう。
SPONSERED
おわりに
一発で難関試験に合格するコツは、すべての情報を一か所にまとめることです。
複数の参考書を使って勉強を続けると、次第にノートが増えていき、効率的な反復が難しくなります。
時間をかけて書き留めたノートは、出来るだけ参考書とひとまとめにし、最後に手書きノートと覚えられなかったページだけ取り出して、試験直前対策ファイルを作成しましょう。
苦手箇所とまとめを何度も見ることで、記憶が定着し合格率が爆上がりします。
デジタルペーパーとPDF編集ソフトは、限りある時間を最大に有効活用するために欠かせないツールです!!
文明の利器を味方につけて、明るい未来を手にしましょう!
以上、蜜でした!