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自炊代行VS自宅で自炊!2年半でコストは同額

こんにちは、蜜です!

今回は自炊代行サービスを利用するのと、自力で自炊環境を整えるのはどちらがお得か、についてお伝えしたいと思います。

自炊代行とは

本を自宅から段ボールに入れて送ると裁断からスキャン、文字認識処理まで代わりにやってくれるサービスのこと

先に結論を言ってしまうと、代行サービスを利用するより自分で自炊環境を整えたほうがコスト&利便性ともに勝ります

その理由は6つ。

代行サービスがいまいちな理由
  1. 2年半以上の利用で代行サービスのほうが高くなる
  2. 本を送るのがめんどくさい
  3. 読めるようになるまでに一週間以上かかる場合も
  4. ページの抜けを修正出来ない
  5. 著者によっては自炊代行利用不可
  6. 法律的にはグレー

この記事では自炊代行大手BOOKSCANと、自宅での自炊を比較していきたいと思います。

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2年半以上の利用で代行サービスのほうが高くなる

自炊環境を整えた場合

まず自宅で自炊環境を整えた場合のコストを計算してみます。

私が使っている機材はコチラ↓

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※自炊には他にも閲覧用ガジェットや書籍を保存するHDDなど、あると便利な機器がたくさんあります。しかしこれらは代行サービスを利用していても必要になる道具なので、今回の比較では省きます。

使用機材金額
109,629円
スキャナ(ScanSnap iX500)62,450円
裁断機(DURODEX 200DX)38,880円
文字認識ソフト(読取革命)8299円

※2019.9調べ

自宅で紙の本を電子書籍化するためにかかる費用は、109,629円です。

このうち裁断機の刃がメンテナンスの対象になりますが、1年で100冊以内の使用なら数年は必要ないかと思います。

なのでランニングコストは0円として考えます。

自炊代行サービス

次に自炊代行サービスを利用した場合のコストを、BOOKSCANの料金で計算してみます。

BOOKSCANにはいくつかプランがありますが、実用的なのはプレミアム会員プレミアム会員ライトです。

この2つのプランは、ファイル名を本のタイトルに変更するサービスや文字認識処理がセットですし、優先的にスキャンしてくれます。

(通常会員は3ヵ月待ちです)

ここでは、

  1. はじめに本棚の100冊をドカンと処理(プレミアム会員×2ヵ月)
  2. 毎月10冊ずつスキャン依頼(以降プレミアム会員ライトで継続)

という人を想定して金額を出してみたいと思います。

年度内容金額
111,415円
1年目
月50冊(プレミアム会員)×2ヵ月20,530円
送料込み段ボール1000円×22,000円
月10冊(プレミアム会員ライト)×10ヵ月30,650円
2年目月10冊(プレミアム会員ライト)×12ヵ月36,780円
3年目月10冊(プレミアム会員ライト)×7ヵ月21,455円

※2019.9調べ

つまり2年6ヵ月を超えて代行サービスを利用すると、支払総額が自宅に自炊環境を構築する場合の費用109,629円を上回ります。

本を送るのがめんどくさい

代行サービスは、家にある本をドカンと送ってスッキリ片づけてしまうにはとても便利なサービスです。

しかし、毎月数冊ずつ本を新しく買って、ちょこちょこ電子書籍化したいという人にはあまり向いていません。

なぜなら電子書籍化された本が手元に届くまでに、

  1. 本を購入する
  2. 本を梱包して郵送する
  3. 数日スキャンの順番を待ってダウンロードする

という3ステップが地味にめんどくさいからです。

読めるようになるまでに一週間はかかる

たとえば中古の本を電子書籍化する場合、読めるようになるまでに一週間以上かかったりします。

一般的に古書店はamazonと違って、注文して家に届くまでに数日かかります。

BOOKSCANに直接本を送り付けてもよいのですが、そういうサービスをやっていない代行業者を利用する場合、届いた本を梱包して郵送し、さらにスキャンの順番を待たなければなりません。

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ページの抜けを修正出来ない

紙の本を電子書籍化するには、大量のページをスキャナに通さなければならないため、ページの重複が起こることがあります。

2枚いっぺんにスキャンしてしまうと、中の面は読み取られないので抜けてしまいます。

自宅でスキャンする場合には、裁断したあとの本を捨てずに取っておくことで、抜けたページを後からスキャンしなおすことが出来ます。

しかし業者に頼んだ場合は、裁断した本はすべて捨てられてしまいますので、ページの抜けを修正出来ません。

もしお気に入りの本に抜けがあったとしたら、もう一度買いなおさなければなりません。辛い!

著者によっては自炊代行利用不可

個人的にはこれが一番気になる項目です。

実は、著者によって自炊代行でのスキャンを拒否している場合があるのです。

今回取り上げたBOOKSCANでは公開していませんでしたが、以下のサイトでリストを確認することが出来ます。

参考 お取り扱いできない作家リストINP ECHITTO

私が自炊環境を整えるに至ったのも、スキャンしたかった本の作者が何人かこのリストに名を連ねていたからです。

だって代行サービスを利用する限り、その作家の本はいつまでも電子書籍化出来ないんですよ!

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法律的にはグレー

下のサイトを見ると、実は自炊代行サービスは法律的にはグレーなのだそうです。

参考 書籍の電子化、「自炊」「スキャン代行」は法的にOK? ~福井弁護士に聞く著作権Q&AInternet Watch

自分で買った本を自炊して楽しむことや、それを家族などの小さなグループで共有することはOK。

しかし業者を交えて自炊することは、複製権、著作権の観点から見ると利用者の立場も微妙だそうです。

少し調べると作家さんが団結して自炊代行業者を訴えて勝訴したりしてるようです。

が、よくよく考えてみれば、自炊代行サービスを利用してまで本を電子書籍化したい人って、書き手にとってはむしろよいお客さんである可能性が高そうですよね…。

とりあえず自炊代行を検討している人は、そのへんの微妙な事情に留意しながら利用するかどうか決めたほうがよさそうです。

まとめ

年一回100冊ドカンと片づけるなどの使い方なら2万円ちょいで済みますし、自炊代行サービスは非常に便利だと思います。

しかしその後も継続して自炊したいと考えている人は、自炊環境を整えたほうが現状コスト&利便性ともにお得です。

本当は、欲しい本がすべて電子書籍でも手に入る日が早く来るといいんですけどね!

以上、蜜でした!