この記事では大量の情報を管理し、効率よくアウトプットを行うために私が行っている方法をお伝えしたいと思います。
私の名前(蜜=32)を取って「32式情報生産術」と呼びたいと思います。
- 書籍やネット上の記事からデータを抽出
- Evernoteに蓄積
- Scrapboxで分類
- Twitterやニュースを読んで情報の見せ方を考える
- 図を描いたり瞑想しながら直観として降りてくるのを待つ
「32式情報生産術」を思いついたきっかけ
私が「32式情報生産術」を思いついたきっかけは、
- 多様性に配慮した記事を書くのが難しくなった
- 扱うデータの量が昔より多くなった
- 紙の本や付箋では対応不能になった
詳しくは下の記事へどうぞ。


1.紙の本や電子書籍を利用する
紙の本を自炊してデータ化する
自炊のメリット
紙の本をデータ化(自炊)して得られるメリットは、私の場合主に次の5つです。
- 軽くて手軽で読書量が増える!
- 本棚スッキリ!無駄な家賃を払わない
- 紙の本のように劣化しないし分類も簡単
- テキストを抽出したり本文検索が可能に
- 自炊はKindleより優れたところもある

自炊代行VS自宅で自炊
結論としては、100冊ドカンと一度に片づけるなら自炊代行サービスは非常に便利だと思います。
しかしその後も継続して自炊したいと考えている人は、自炊環境を整えたほうが現状コスト&利便性ともにお得です。

私の自炊手順
自炊の手順をカンタンに把握できるようスッキリまとめました。

自炊本を読む
自炊本はPDFに変換し、ソニーのデジタルペーパーDPT-RP1で読んでいます。
DPT-RP1は素晴らしいです!

DPT-RP1はA4サイズの大型電子インクデバイスで、技術書などの大型本もらくに読むことができます。

デジタルペーパーの便利な使い方



デジタルペーパーを電子ノートとして使う
DPT-RP1は手書きに対応しているので、電子ノートとしても超優秀です。
非公開: デジタルペーパーDPT-RP1で好みのPDFテンプレートをノートとして使う方法
非公開: デジタルペーパーを使いこなす】書籍PDFに無限ノートをはさむ
デジタルペーパーの記事一覧にしました↓

自炊本からハイライトを抽出する
自炊したPDFからハイライトを抽出し、Evernoteに読書ノートを作る方法をまとめました。

Kindleからハイライトを抽出する
Kindleからハイライトを抽出して、Evernoteに保存する方法はわいひらさんの解説がわかりやすいです。
私はロケーション付のハイライトを、Evernoteに手動でコピペしています。
参考 Kindle本のハイライト箇所一覧をEvernoteに読書メモとして保存する方法寝ログ2.データを整理&分類し、因果関係を見つけていく
Evernoteで情報を磨く
集めた情報はすぐ吸収し、どんどん捨てていくことで磨かれます。
Evernoteにはたくさんの機能がありますが、「スタック」「ノートブック」「Webクリッパー」の3つの機能さえ使えれば、脳の新陳代謝を上げるのに十分です。

Scrapboxを使って引用を横断的にまとめていく
集めた情報を意味のまとまりごとに分けて、Scrapboxを使ってパソコンの画面いっぱいに広げます。
Scrapboxで超簡易版のKJ法を行うことで、情報のつながりが理解できるようになり、対象の全体像をつかめるようになります。
- 文化人類学者の川喜田二郎さん考案
- 情報を一旦バラバラにしてから整理することで因果関係を探る
- カード状に見える化することで効率的に分析を行う
