今回は、うちの息子たちが幼稚園のときにお気に入りだった絵本をご紹介したいと思います。
うちでは基本的に、Amazonの絵本の売れ筋ランキングや絵本ナビでオススメされていた、ロングセラーや人気の本を中心に買い集めてきました。
幼稚園までに実際に買った本は200冊くらい、図書館も利用して合計400冊ほど読ませたと思います。
その中には親は気に入っているけれど、子どものウケはいまいち、と言う本も結構あって、そういうのは今回は省いています。
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うちの子に人気があった絵本一覧(3才)
下の一覧のタイトルをクリックすると、該当箇所へ飛びます。対象年齢は絵本ナビのHPを参考に作成しました。
タイトル(クリックでジャンプ) | 読み聞かせ対象年齢 | Amazonでの評価 | 絵本ナビでの評価 | レビュー(Amazon) | レビュー(絵本ナビ) |
---|---|---|---|---|---|
100かいだてのいえ | 3 歳~ | 4.5 | 4.63 | 67件 | 181件 |
からすのパンやさん | 3 歳~ | 4.8 | 4.8 | 119 件 | 459件 |
すてきな三にんぐみ | 3 歳~ | 4.3 | 4.65 | 77件 | 261件 |
ぜったいたべないからね | 3 歳~ | 4.7 | 4.73 | 15件 | 116件 |
だいふくもち | 3 歳~ | 4.7 | 4.38 | 13件 | 47件 |
だるまちゃんとてんぐちゃん | 3 歳~ | 4.7 | 4.72 | 85件 | 275件 |
※2019.11.1作成
100かいだてのいえ
対象年齢 | 発行日 | Amazon評価 | 絵本ナビ評価 |
3歳~ | 2008年05月 | 4.5(67件) | 4.63(181件) |
100階建ての家の断面図が10階分ずつ、縦に見開きで描かれています。
開いたときの建物の高さに、子どもは「わぁ!」と目を輝かせていました。
縦長の絵本が珍しくて気に入ったのか、息子は年中さんくらいのとき、一人でもよく開いていましたね。
10階ごとに別の生き物が住んでいて、生活をのぞき見するようなワクワク感!
ずっと見ていても飽きないところが、私は「ウォーリーをさがせ!」に似ていると思いました。
1階から100階まで、指で階段をなぞりながら順々に登っていく楽しみはこの絵本ならでは。
同シリーズの「ちか100かいだてのいえ」も買いました。
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からすのパンやさん
対象年齢 | 発行日 | Amazon評価 | 絵本ナビ評価 |
3歳~ | 1973年09月 | 4.8(119件) | 4.8(459件) |
色んな形のかわいいパンに、子どもたちも思わずうっとり。
はとパンがかわいい♡
ストーリーも面白く、育児に仕事に奮闘するカラスの夫婦にホロっときます。
子どもの世話が大変すぎて、パンは焦げたり生焼けになったり。
お客さんの相手も出来ず、一家はどんどん貧乏になってしまうのですが、4つ子ちゃんたちは失敗パンを「おいしい」と言って食べるのです。
生焼けや焦げパンを「うちでしか出せない最高のパン」と言って、友だちに売り込んでいくさまは爽快です。
カラス一羽一羽の表情も豊かで、見ていて飽きません。
ちなみに4つ子ちゃんの名前は、
- チョコちゃん
- リンゴちゃん
- レモンちゃん
- オモチちゃん
で、体の色もそれぞれ茶・赤・黄色・白です。カラスの子なのに、大胆な発想(笑)
すてきな三にんぐみ
対象年齢 | 発行日 | Amazon評価 | 絵本ナビ評価 |
3歳~ | 1969年12月 | 4.3(77件) | 4.65(261件) |
ちょっと不気味な表紙なのですが、登場人物の表情や行動になんとも言えないユーモアがあります。
この絵本にはアニメがあって、昔は日本語版で見た気がするのですが今は見当たらず、英語版を持ってきました。
アニメの前半部分の擬音がすごくよくて、一度聞いたら忘れられません。
マサカリで馬車の車輪を「チョンプ!チョンプ!」。
奪った金銀財宝を「チリリン!チリリン!」。
絵本を読んだあとだと、英語でも内容はわかると思うので、お子さんと一緒に見てみてください。
おじさんの味のあるヒューマンビートボックスがなんともよく、きっと何度もおねだりされると思います。
3人組は馬車を襲って強盗を繰り返すのですが、なんと特に目的もなく奪っていたことが判明(笑)。
結構お金がたまっていたので、たまたま子供を盗んだことをきっかけに、孤児院(?)を開くというお話。
突っ込みどころが多くて面白いですよ!
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ぜったいたべないからね
対象年齢 | 発行日 | Amazon評価 | 絵本ナビ評価 |
3歳~ | 2016年11月 | 4.7(15件) | 4.73(116件) |
食べ物の好き嫌いの激しい妹に、なんとかご飯を食べさせようと奮闘するお兄ちゃんのお話です。
素朴な絵の中にリアルな写真が荒々しく入ってくるシュールな絵本で、子どもたちのお気に入りの一冊でした。
文字やレイアウトがカラフルで、ポップでおしゃれなところもいい。
妹が「あれもこれも、絶対食べない!」とお兄ちゃんに宣言するシーンがあるのですが、嫌いなものがありすぎるんですよね。
まめ、にんじん、じゃがいも、きのこ、スパゲティ、たまご、ソーセージ、カリフラワー、etc。
子どもたちは「じゃ何食べるんだ?」となって面白いようです。
私はお兄ちゃんがにんじんを「えだみかん」と偽って食べさせようとするところが好きです。
たしかに、にんじんって甘いもんなぁとハッとさせられます。
だいふくもち
対象年齢 | 発行日 | Amazon評価 | 絵本ナビ評価 |
3歳~ | 1977年 | 4.7(13件) | 4.38(47件) |
この本はとにかく、怖いです。
最終ページ、主人公がやせ細って消えてしまうシーンなんて、大人でも直視できないくらいコワい!!
グロい絵はないのですが、そもそも絵柄自体が怖いし、なんとも言えない人間の欲深さと得体の知れなさにジワジワくる本です。
主人公がある日突然、家の床下から「だいふくもち」を発見。
その妖怪(?)に言われるがままに小豆を食べさせると、激うまだいふくもちをたくさん生むので、店をはじめたら大繁盛するも、強欲のために妖怪がダメになっちゃって店も廃業、というお話。
これは上の子が年中さんのとき、幼稚園に慣れて調子に乗っているとき、自重して欲しくて読ませました。
高いところからジャンプしたり、暗いところに隠れたり、一つ一つはささいなことなのですが。
一歩間違うと怖いのですよね、先生も親もずっと見ていられるとは限らないのです。
昔、グリム童話の原作など、口伝えの話がなぜあんなにも残虐かと言うと、子どもを危険から遠ざけるためという面があったそうです。
人の残酷さや世の中の得体の知れなさを幼児に語り聞かすことで、子どもに危ない人や場所に近づかせないよう教える、昔の人の智恵だったとか。(うろおぼえ)
たしかに怖い話を聞くと、子どもはちょっと慎重になります。
また、調子に乗ってる時期は、自分から怖い話を求める時期でもあります、なぜか。
怖い怖いと言いながら、割と子どもたちのお気に入りの本です。
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だるまちゃんとてんぐちゃん
対象年齢 | 発行日 | Amazon評価 | 絵本ナビ評価 |
3歳~ | 1967年11月 | 4.7(85件) | 4.72(275件) |
「からすのぱんやさん」と同じく、加古里子さんの絵本です。
憧れのお友達、てんぐちゃんと何でも同じにしたがるだるまちゃん。
子どもの要求を一つ一つ丁寧に聞く、お父さんの子煩悩ぶりにキュンときます。
そして、小物をズラッと一面に並べる、加古里子お得意の豪華な見開き!
この本ではうちわ、帽子、ゲタ、鼻(花)と、この調子で何度も出てきます。
子供もずっと見ています。ぜいたくな本。
マネされる側のてんぐちゃんの反応もほっこりしてて、しつこいだるまちゃんに「それいいね」とまいど全肯定。
かわいい絵本です。
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