今回は、うちの息子たちが幼稚園のときにお気に入りだった絵本をご紹介したいと思います。
うちでは基本的に、Amazonの絵本の売れ筋ランキングや絵本ナビでオススメされていた、ロングセラーや人気の本を中心に買い集めてきました。
幼稚園までに実際に買った本は200冊くらい、図書館も利用して合計400冊ほど読ませたと思います。
その中には親は気に入っているけれど、子どものウケはいまいち、と言う本も結構あって、そういうのは今回は省いています。
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うちの子に人気があった絵本一覧(4才)
下の一覧のタイトルをクリックすると、該当箇所へ飛びます。対象年齢は絵本ナビのHPを参考に作成しました。
タイトル(クリックでジャンプ) | 読み聞かせ対象年齢 | Amazonでの評価 | 絵本ナビでの評価 | レビュー(Amazon) | レビュー(絵本ナビ) |
---|---|---|---|---|---|
11ぴきのねこ | 4 歳~ | 4.6 | 4.65 | 42件 | 181件 |
おなら | 4 歳~ | 4.7 | 4.78 | 10件 | 68件 |
おばけやしき | 4 歳~ | 4.7 | 4.69 | 20件 | 28件 |
きょうのおやつは | 5歳~ | 4.5 | 4.67 | 102件 | 45件 |
キャベツくん | 4 歳~ | 4.1 | 4.54 | 23件 | 256件 |
ばばばあちゃんのアイス・パーティ | 4 歳~ | 4.6 | 4.72 | 5件 | 64件 |
ラチとらいおん | 4 歳~ | 4.7 | 4.73 | 56件 | 205件 |
※2019.11.1作成
11ぴきのねこ
対象年齢 | 発行日 | Amazon評価 | 絵本ナビ評価 |
4歳~ | 1967年4月 | 4.6(42件) | 4.65(181件) |
11ぴきのねこが、おなかがすかせて巨大な魚を捕りに行くというお話。
シンプルなストーリー、シンプルな絵ながら、不思議とぐいぐい引き込まれます。
ねこたちはずるくて卑怯なのですが、なんとも憎めない愛敬があります。
特に、魚を”ねんねこさっしゃれ”という子守唄で眠らせ、寝込みを襲うシーンは秀逸。
そういえば小さい頃母が歌ってくれて、何とも物悲しい(不気味な?)メロディーだと思いました。
子どもが何度も読みたがる本。
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おなら
対象年齢 | 発行日 | Amazon評価 | 絵本ナビ評価 |
4歳~ | 1983年8月 | 4.7(10件) | 4.78(68件) |
大好きな「おなら」と、長新太さんのユーモラスな絵。
子どもの心をわしづかみにする絵本です!
しかも、この本は福音館書店の「かがくのとも傑作集」の一冊。科学絵本でもあります。
人は一日にどのくらいおならをするのか、肉食動物と草食動物ではどちらのおならがくさいのか、などなど、おならにまつわる知識がつきます。
小さいうちから科学の絵本を読んでおくと、小学校に上がってから図鑑や科学番組が一人で楽しめるようになりますよ。
「かがくのとも」の人体に関する本だと、他に「ちのはなし」「はははのはなし」「みんなうんち」あたりがうちでは人気でした。
おばけやしき
対象年齢 | 発行日 | Amazon評価 | 絵本ナビ評価 |
4歳~ | 2005年 | 4.7(20件) | 4.69(28件) |
「おばけやしき」はちょっと怖い仕掛け絵本です。
ホテルにやってきたお客さんが、モンスターや怪奇現象に次々と遭遇し、そして泊まった翌朝なんと…!(結末はヒミツ♡)というお話。
遊びの要素がふんだんに盛り込まれていて、指で仕掛けを回したり引っ張ったりして絵の変化を楽しめます。
すごく豪華で素敵な絵本で、下の子は学童に持って行って友達に自慢していました。
絵本ナビさんのHPに飛ぶと、動画や中身が見られます。
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きょうのおやつは
対象年齢 | 発行日 | Amazon評価 | 絵本ナビ評価 |
5歳~ | 2014年10月10日 | 4.5(102件) | 4.67(45件) |
仕掛け絵本と言えば、「きょうのおやつは」という鏡を使った絵本もすごく人気でした。
本を直角に縦に開くと絵が完成する、斬新な絵本。
ストーリーはシンプルで、ホットケーキを作るだけです。
でも「しろくまちゃんのほっとけーき」が好きだった息子は、この本を気に入ったよう。
あと机の上で開くと、自分の顔も鏡に映りこむんですよね。それが地味に嬉しかったり。
卵もミルクもホットケーキも全部おいしそうで、猫もすごくかわいいです。
キャベツくん
対象年齢 | 発行日 | Amazon評価 | 絵本ナビ評価 |
4歳~ | 1980年09月 | 4.1(23件) | 4.54(256件) |
さきほどご紹介した「おなら」に続いて、再び長新太さんの絵本です。
おなかをすかせたブタヤマさんが、道でばったり出会ったキャベツくんを食べたがるも、「ぼくを食べたら体の一部がキャベツになる」と脅され諦めるというお話。
ブタヤマさんの「ブキャッ!」という叫び声が子供のツボにはまったのか、何度も「読んで!」とせがまれます。
結局、最後はキャベツくんがブタヤマさんを食事に誘ってあげるのですが、その様子がなんともまぬけでシュール。笑えます。
うちの子は長新太さんのノリが好きだったので、同氏の「ノンビリすいぞくかん」や「にんげんになったニクマンジュウ」も好きでしたね。
好きな子はすごくハマる本です。
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ばばばあちゃんのアイス・パーティ
対象年齢 | 発行日 | Amazon評価 | 絵本ナビ評価 |
4歳~ | 1998年5月15日 | 4.6(5件) | 4.72(64件) |
うだるように暑い夏の日に、子どもたちとばばばあちゃんが色々なものを冷凍庫で凍らせる実験をするお話。
フルーツやお菓子を凍らせるというアイディアは、子どもの興味を惹きつけるよう。
この本を読んだせいか、うちの子たちは何でも凍らせたがります。
バナナやブドウ、サイダーやお菓子など。すごい影響力!
おかげで下の子は、食パンを常に凍らせて食べるようになってしまいました…トホホ
個人的には、イギリスのオックスフォード社の知育絵本に雰囲気が似ているなあと思いました。
あとは、フリズル先生シリーズとか。少し洋風な香りのする本です。
でも外国の絵本と違って、ばばばあちゃんシリーズには日本のおもちゃやお菓子が出てくるので、子どもにはとっつきやすいと思います。
ラチとらいおん
対象年齢 | 発行日 | Amazon評価 | 絵本ナビ評価 |
4歳~ | 1965年07月 | 4.7(56件) | 4.73(205件) |
「ラチとらいおん」はハンガリーの絵本です。
泣き虫でよわむしのラチが、ライオンのぬいぐるみに鍛えられて成長するというお話。
ドラえもんとのび太の関係性を彷彿とさせます。
「男の子は弱虫・泣き虫ではいけない」というメッセージや、男の子に守られる女の子像は今の時代に合っていないものの、ラチとライオンの心温まるストーリーがステキでついつい何度も読んでしまいます。
ラチはおしりのポケットにライオンを入れて、暗い部屋や近所の乱暴な男の子への恐怖を克服していきます。
ライオンはラチに体操させ、強くなる術を教えます。
そしてある日、ライオンは置き手紙をして、成長したラチのもとを去っていくのです。
ライオンを必要とする、別の子のところへ行くために。
最後のライオンの手紙がホロっときちゃって、泣けるのです。
また、涼し気でポップな色づかいや、ライオンや女の子のレトロでゆるいかわいさがたまらない絵本です。