カレンデュラオイルでレチノール反応? 指が再び皮むけに

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一か月くらい前から主婦湿疹に悩まされていて、焦って市販のハンドクリームを使ったところ悪化。現在ハンドローションとハンドクリームを自作して使っています。抗炎症作用と皮ふの再生を促す成分をたくさん入れたので、幸いだんだん治ってきました。

レシピを公開しているので、よろしければ過去記事をご覧ください。

フランキンセンス樹脂とアラントインの主婦湿疹対応ローション 【主婦湿疹対策】ラノリンとミツロウの水仕事用クリーム

カレンデュラオイルでレチノール反応? 指が再び炎症!

さて、今回は失敗談(?)をお話したいと思います。ここのところフランキンセンスとアラントインのハンドローション紫根ラノリンクリームでだいぶ改善していた主婦湿疹ですが(下記画像1,2枚目)、紫根ラノリンクリームがなくなったのでカレンデュラオイルでクリームを作ったところ、赤みとかゆみ、ブツブツが出てしまった(3枚目)のでした。

急いで紫根ラノリンクリームを作ってカレンデュラクリームの使用を中止しましたが、赤みとブツブツの発生はすぐおさまったものの、今もまだ指先は皮むけと乾燥でカピカピ(4枚目)。炎症の影響が続いています。

レチノール反応とそっくり

確かに今回のレシピは欲張って有効成分をたくさん入れてしまって、バリアが薄くなった炎症部分には刺激が強かったかも知れません。参考までにレシピを置いておきます。

カレンデュラとラノリンのハンドクリーム

自作のハンドクリームをひじ、ひざ、足の裏にも使っているので、色素沈着対策の成分を入れたくなったんですよね。主婦湿疹もようやく良くなってきたし、そろそろ有効成分を入れても大丈夫だろうと思って。贅沢にビタミンC、ビタミンE、セラミドオイルを配合しました。

ユー〇キンとそっくりなやわらかめの黄色いクリームが出来ました。ひび・あかぎれに効くことで有名なあのクリームにはトコフェロール酢酸エステル(ビタミンE)が2%配合されていますが、今回このクリームにもビタミンEオイルを1%配合しています。だから見た目や使用感が似ているのかも知れませんね。

カレンデュラオイルによる皮むけは以前から

手の他にひじ、ひざ、足首から下にも塗っていましたが、乾燥で固くなっていたひじがちょっと皮むけしたくらいで大きな問題はありませんでした。やはり主婦湿疹により損傷が激しかった部分が炎症を起こしているので、カレンデュラに含まれるビタミンAによるレチノール反応なんじゃないかと疑っています。

以前ラノリン、ミツロウ、カレンデュラオイルのシンプルなクリームを使っていたときも、今回ほどの炎症は伴わなかったものの、固くなったひじや指先の皮がめくれていました。今回は血行をよくするビタミンEと一緒に配合したので、ターンオーバーが一層活発になったんじゃないかと思っています。

カレンデュラオイルって塗るとなんとなくポカポカするというか血行がよくなる感じがするんですけど、ビタミンEにも血流促進作用があるようで、両方入れたために作用が強く出たのかもしれません。カレンデュラとビタミンEを配合したクリームは、塗ると指先が熱くなってすごくかゆかったです。

カレンデュラオイルは手より体!

今回カレンデュラオイルとビタミンEオイルによる指先の炎症を経験して、私はカレンデュラを避けようと思うどころか、かえって見直してしまいました。手よりボディに使いたくて、早速インフューズドオイルを漬けこみました。

今まで抗炎症作用のみに注目していたので、カレンデュラより紫根のほうが治癒効果が高いと思っていました。紫根オイルやエキス、紫雲膏を使ったことがある人は実感したことがあるかもしれませんが、紫根は抗炎症作用が強く、塗るとわりとすぐかゆみやブツブツが治まったりします。

でもカレンデュラはもっと皮膚の奥に効くというか、塗ったところが温かくなるし、新陳代謝を活発にすることで皮ふの再生を促してくれる感じがするんですよね。よく使う指先は炎症をがっつり治めてくれる紫根のほうがいいので、今後ハンドクリームには紫根オイルを配合することにしますが、それ以外は新陳代謝を活発にしてくれるカレンデュラオイルをメインに使いたいと思っています。カレンデュラのほうが紫根より香りも色も少な目なので使いやすいですしね。

自作のレチノミルクを作りたい

ちょうどトゥヴェールのレチノールが配合されたボディミルクが欲しかったのですが、乳化剤や保存料が合わなかったらどうしようと思っていたところでした。手の湿疹もまだ治ってないですしね。

でもこのレチノミルク、ザラザラが改善されてツルツルになるってすごくいいレビューがついていて! 全身ツルツルっていいな~。昔は触られること、見られることが大前提の美容だったけど、今は完全に自分のため。ふとしたときに触れた自分の肌がスベスベだと癒されるんですよね、猫飼ってるみたいな。そういえば子どもの頃からそうでした。最近ようやく元に戻れてきた気がして嬉しい!

自分で作れれば濃度は調整できるし、カレンデュラオイルもビタミンEオイルもそんなに高くありません。浸出油を自作すればなおさらです。保存料や乳化剤が選べるだけでも、合わないリスクを大幅に減らせます。


この記事に出てきたアイテム

カレンデュラオイル

マンデイムーンで買ったりオレンジフラワーで買ったりしています。違いはベースオイルです。私が買ったときはマンデイムーンがスイートアーモンドオイル、オレンジフラワーはサンフラワーオイルでした。どちらもハンドクリームに配合したので、違いはよくわかりませんでした。

自分で漬けたほうがベースオイルを選べるし安いですが、完成品を買ってもそこまで高くありません。ターンオーバーを促進したり傷を治したり、とにかく万能オイル。色は明るい黄色で香りはほぼ無臭です。使いやすいオイル。


吸着精製ラノリン

ラノリンは手荒れ民にものすごく人気がある材料です。今回レシピを作る前の下調べでレビューを読みましたが、めちゃくちゃよかったです。「ワセリンの保湿は表面だけだけど、ラノリンは角質層にまで浸透する!」「パックリ割れた指先もこれを塗れば2,3日で治る!」「肌がふっくらする、もっと早く買えばよかった!」と大盛り上がり。

ラノリンをそのままで顔に塗ったり、ハンドクリームやリップクリームにする人も結構いるみたいですね。私はミツロウを入れたほうがサッパリした使用感になるのでそのままでは使いませんが、確かにラノリンはそのままでもちょっとベタつくけど伸びの良いクリーム状です。

ラノリンは授乳中の乳首の保護にもよく使われていて安全性が高い素材ですが、肌荒れでバリアが壊れている人はアレルギー反応が出やすいので吸着精製タイプがオススメ。


ビタミンCオイル(トゥヴェール)

とにかく何度も買ってるトゥヴェールのビタミンCオイル。昔はAPPSなど水溶性のビタミンCを使っていましたが、高いしマメに作らなければならないのが面倒になってこちらに切り替え。少量で長時間効き、その割に原液で顔に塗れるほど刺激が低めなのが売り。(たまにかぶれる人もいる模様なので注意。今回の炎症の一因はこれの可能性も。。。)

無色無臭の固めのねっとりしたオイルです。一滴で全顔に伸ばせるので使用感は悪くありませんが、枕カバーやパジャマを黄ばませる特徴があり、原液で塗りたいユーザーを悩ませています。

「ワントーン肌が白くなる」「シミが薄くなった」「ニキビが治る、出来なくなった」などレビューがとにかくいいので読んでいると買いたくなってしまう。今でもたまに読んで元気をもらっています。

有効成分はテトラヘキシルデカン酸アスコルビル。他のショップも見ましたが、やはりトゥヴェールが一番安いです。私は顔に美容液のように一滴塗っているほか、今回のようにDIYコスメに加えています。

ちなみに化粧品成分オンラインを読んでいたら、ビタミンCなのに髪にもいいんだそう。キューティクルを閉じて毛髪に撥水性を持たせることでダメージから保護するんですって。高いオイルなので髪に使うのはもったいない気がして、私はもっぱらスキンケアにしか使いませんが参考までに。


ディープトリートメントオイル

こちらも何度もお世話になっているトゥヴェールのディープトリートメントオイル。水あめのように固い無色無臭のオイルでそのままでは使いにくいですが、オイルで保湿力を高めたいときは必ずコスメに配合します。劇的な効果は感じにくいですが、これを入れるとしっとりの持続時間が違います。

特に髪にセラミドを補いたいとき、セラミド入りのコスメを買うよりコスパが断然いいのでオススメ。私は自作のヘアミルクにも配合しています。濃いのでなかなかなくならないし、価格も安いです。


おわりに

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