【レシピ】リポCと非リポビタミンCを組み合わせたら1日8g弱胃痛なしで飲めた

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今回はDIYリポCとビタミンCドリンク、市販のサプリを組み合わせたら一日7.8g(7,800mg)のビタミンCを胃痛なく飲めるようになったというお話をしたいと思います。私のDIYリポCの作り方を知りたい方は下記をご覧ください。

【レシピ】DIYリ〇ライセル! リポソマルビタミンCの作り方

なぜ高用量ビタミンCにチャレンジしようと思ったか

ビタミンCを一日5~10g摂る医者の記述に影響された

自作リポCのレシピを公開するにあたって、裏どりのためにお医者さんのブログ等を読み漁っていました。高用量ビタミンC注射を提供しているクリニックの院長は、ビタミンCについての解説を書いている人が結構います。その中で、注射を勧めつつも自分でも一日5~10gのアスコルビン酸を経口摂取し、その方法や経過を公表している人が何人かいたんですよね。

なぜ厚労省が一日のビタミンCの摂取推奨量を0.1g前後と設定しているのに、その何十倍もの量を摂っているのかというと、人間以外の哺乳類が体内で毎日大量のビタミンCを生成していることが根拠とのこと。おそらく人間も本来はそれくらい必要なのではないかとの推測から、高用量のビタミンCを支持しているんだそう。

人間の祖先の猿はジャングルを渡り歩いてビタミンCを1日7g摂取するといわれます。人間はなぜかビタミンCを作ることができません。外部委託してしまったのです。

ヤギは1日14gのビタミンCを作りますが、カゼひくと100gも作ります。

三守内科クリニック:ビタミンC

こういうお医者さんのブログを読み漁るうちに、次第に私も影響されて一日5g以上摂ってみたいと思うようになっていました。自作リポCでアスコルビン酸を一日2~5g飲み続けて半年、寝込んで動けないレベルの疲労は少なくなりましたが、まだまだ慢性的な疲労感、大気汚染がひどくなると発生する体調不良や手荒れ、ブレインフォグに悩まされていましたし。

2020年にコロナ?!いまだ完全回復せず

ちなみに個人的な事情をお話しすると、2020年に咳き込む妙な風邪のあとから寝込むほどの慢性疲労に襲われ、翌年コロナ後遺症外来を受診するも異常なし。気付けば体重は15kg増、家庭生活も経済状況もめちゃくちゃに。必死で治療法を求め自力で回復、なんとか再就職しました。

(このときはヒラハタクリニックの本やHPを読み漁り、十分な休息とアミノ酸(アミノバイタルなど)とカネカのコエンザイムQ10の摂取が決め手と聞き実践しました。)

しかし、その後も慢性疲労や動悸、息切れ、ブレインフォグが治りきらず腎臓、心臓の専門病院で検査をしましたが特別異常は見つからず。心療内科に行くよう勧められてしまう状態。

自分としては、やっぱり2020年にかかったしつこい咳をともなう風邪が原因だと思っているんですけどね。カナダから帰ったあと肺炎でしばらく入院していた人と会ったあとに発症したし。でも当時は検査が一般的ではなかったので、コロナだったかどうかはっきりわかりません。

今は感染対策をガッチリやっているのでコロナの心配はしていないのですが、その代わりに2024年から大気汚染の影響がはっきり体に出るようになってしまいました。一難去ってまた一難。

一日VC8gを目指してみる

そういうわけで、ビタミンCを一日8gくらいを目指してみようかなと思いました。

改訂版自作リポCレシピ

まずはリポCのレシピを見直しました。今までのレシピだと、アスコルビン酸として2gを摂ったところでレシチンの摂取上限10gに達してしまっていました。

以前のレシピと作り方はこちら↓。

【レシピ】DIYリ〇ライセル! リポソマルビタミンCの作り方

ヒマワリレシチンの在庫も消費したいので大豆レシチン100%のレシピにはまだ出来ないのですが、レシチンの割合をかなり減らしました。

ヒマワリと大豆レシチンをわざわざ混ぜて使おうという人はあまりいないと思いますが、一応記録としてここにレシピを置いておきます。作り方は以前ご紹介した手順と同じ。

DIYリポC 650ml(26回分)

・40℃の水 560ml

・アスコルビン酸 30g

・サンフラワーレシチン(リン脂質 55%) 30g

・大豆レシチン (リン脂質97%) 30g

ビタミンC : レシチン =1 : 2
ビタミンC : リン脂質 = 1 : 1.52
25mlあたり ビタミンC 1.15g レシチン 2.3g

サンフラワーレシチン100%(ビタミンC : レシチン = 1 : 3.5)に比べ、サラサラで酸っぱくなりました。ここまでレシチンが薄いと胃痛が起こることを心配していましたが、今のところ胃痛はなし。

リポCにおいしさは求めていませんが、大豆レシチンのほうが臭みがなくて少しおいしいような? 

その他は自家製ビタミンCドリンクと小林製薬のビタミンCサプリで

改訂版リポCを一日5回飲むと、ビタミンCを5.75g、レシチンを11.5g摂ることになるので、まだレシチンの上限をややオーバー。ひとまずヒマワリレシチンがなくなるまでこれ以上飲めないので、残りを自家製ビタミンCドリンクと小林製薬のビタミンCサプリで補うことにしました。

現在朝晩にデトックスのためにMCP(修飾シトラスペクチン)を飲んでいて、それが鼻水味でまずいので誤魔化すためにビタミンCドリンクを飲んでいます。この分が0.5g×2回で1g。詳しいレシピや作り方を知りたい方は下記をどうぞ。

【レシピ】自家製ビタミンCドリンク

それから食後に小林製薬のビタミンCを一日合計3粒飲みました。これが1.05gなので、一日合計が7.8gに。空腹時にリポC、食後に非リポCを組み合わせると、胃痛を起こさずビタミンCをたくさん飲めることがわかりました!

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少しガスっぽくなるかもしれない

ビタミンCを改訂版リポCで5.75g分、ビタミンCドリンクで1g分、小林製薬のビタミンCで1.05g摂取し、一日で合計7.8g摂取すると、お腹が少しコポコポしたりおならがよく出るようになりました。

レシチンを過剰摂取していたときのような豆っぽいくさいおならではないので、おそらくこの量だと私にはビタミンCの総量が多いか、あるいは非リポ化ビタミンCが刺激になっている可能性が。

試しに小林製薬の分1.05gを抜いてみるとガスが激減したので、もしかしたら総量よりも非リポ化Cのせいかも知れないです。

空腹時に非リポ化ビタミンCを飲むと胃痛を経験

リポCレシピを改定する前の話なんですが、お医者さんのブログに影響されて私もアスコルビン酸をそのまま水に溶かしたりカプセルに入れて一日10gとかワイルドにいってみたくて、試しに小林製薬のビタミンC(非リポ)を1時間半に1回のペースで飲んでみることにしました。

改定前のレシチン多めのリポCでビタミンCを一日2g分、DIYビタミンCドリンクで1g、小林製薬のビタミンCサプリを1.75g、計4.75g飲みました。すると飲み方が悪くて翌日には胃痛が発生。

ダイエット中のため夜は基本的に空きっ腹なんですが、1時間半に1回ビタミンCを飲むというルールだと、何回か空腹時に当たっちゃうんですよね💦 ちょっとだけおやつを食べて飲んではいたんですが、胃は痛くなるし口内炎は出来るし、ちょっと下痢もしました。

DIYとはいえリポCなら毎回空腹時を狙って、一日合計5.75gも飲んでも胃痛が起きないので、改めてリポCの優しさを実感!

お医者さんのブログは「ビタミンCを体が必要としている限り下痢をしない」と言っていましたが、私はその前に胃が刺激に耐えられないことがわかりました。トホホ。

ビタミンCを一日7.8g飲んでみて体感した変化

リポCと非リポCを組み合わせて一日7~7.8gを数日飲んだ変化をここに書いておきます。普段からDIYリポCを飲んでいるので、ビタミンC総量一日4g→7~7.8gに増やしたときに感じた変化を書きます。

・全身肌がスベスベする
・肌のトーンが均一になり少し明るく
・赤く炎症を起こしてウロコ状に分厚くなっていたヒジが勝手に脱皮をはじめ、今は普通のひじに
・いつも固くなって定期的に皮剥けする唇がつるつるに
・小さなささくれが5,6こあってトゲトゲしていたカカトがつるっとした
・動悸、疲れ、気分の落ち込みを感じた(今季節の変わり目で気温の変化が激しいので、これはビタミンCと関係ないと思いますがとりあえずメモ)

全体的にすごく治癒効果を感じましたが、若干体調不良が出たので今後の様子をみていく必要があります。でも普段から大気汚染その他のせいで日によって体調が悪くなるので、その波が来た可能性が大きいのでしばらくビタミンC多めを続けてみたいと思いました。

ビタミンCと腎結石の関係

体調不良とビタミンC大量摂取の日が重なったので、一応もう一度ビタミンCの副作用について調べておきました。

副作用は胃腸障害のみで極めて安全だとか、いや腎結石の原因になるとか様々な話が飛び交っていますもんね。

オーソモレキュラー学会のHPには、

「ビタミンCを摂りすぎると腎臓結石や尿管結石になる」という誤った情報があります。実は、この情報を信じている医師や栄養士はとても多く、これが新しい問題を引き起こしています。そう、高濃度ビタミンC点滴療法は腎臓結石を起こすのではないかという心配です。結論を先に言いましょう。ビタミンCは腎臓結石を起こすどころか、むしろリスクを減らします。

ビタミンCは腎臓結石を作らない!

とあり、ビタミンCは腎結石の原因にはならず、むしろリスクを減らすとしています。

詳しくはリンク先を確認して欲しいのですが、要約すると1960年代に広まった論文のほうは「ビタミンCが腎結石の原因になるかもしれない」という仮説であって、この仮説は多くの臨床論文によってすでに否定されているそう。

また、2013年に米国医師会雑誌に掲載された、「ビタミンCは腎臓結石の発生リスクを2倍にする」という論文も、発生した結石の種類を明かしておらずビタミンCとの関連は不明のまま。また、腎結石の発生率自体も2倍とはいえ0.16%から0.32%とそもそも微増であったとのこと。

同HPには今後来るかも知れないエボラ出血熱に対する予防・治療プロトコルが掲載されていたのですが、そのビタミンCの推奨摂取量は以下の通り。

・予防 → 3〜10 g/日(リポソーム型が吸収効率に優れる)
・発症早期 → 10〜20 g/日を経口摂取、もしくは点滴可能であれば25〜50 g/日

現在、何らかの感染症に備えて各国が準備しているニュースがちょいちょい入ってくるので、ビタミンCくらいは飲んでおきたいと思いました。

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