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今回は私が実際に作っているリポソマルビタミンCのレシピを共有したいと思います。日本語のブログから2つ、英語圏のYouTubeから3つのレシピを調べ、最後はChatGPTと温度や配合をつめてレシピを完成させました。
私が作ったレシピなのでみなさんの環境での再現できるかわからないのと、素人なので安全性を保障できないためにためらっていましたが、自己責任のもと参考にしていただければと思い、情報共有することにしました。
このレシピは2025年2月ごろに作成したもので、現在2025年9月まで3日に一度この配合のリポCを作り続けています。摂取量は25ml×2,3回。調子が悪いと5回くらい飲む日もあります。
毎日2~5000mgのビタミンCを摂取しているわけですが、VCを大量摂取することでよく問題となる胃痛や吐き気の症状は幸い起こったことがありません。あと、普通のビタミンCを飲むと尿が真っ黄色になるのですが、自作リポCは5000mg摂取しても尿は透明なままでした。ただ、多く飲んだ日はおそらくレシチンのせいでお腹の張り、臭いガス、ゲップなどの症状が出ます。
今改めて調べたところ、レシチンは過剰摂取で神経を刺激し、うつっぽい症状が出る可能性があるとのこと。なかなか治らなかった傷がふさがるなどめちゃくちゃ効きがいいですが、飲みすぎには注意してください!
いつも自作のリポソマルグルタチオン(一日750~1000mg程度)と同時摂取しているのでリポC単体の効果はわからないのですが、半年飲んでみて体感した変化は、
- 慢性疲労のため立ち上がれないレベルだったのが、日常生活を送れるようになった
- 肌が白く発光しスベスベに
- 自己免疫の暴走による指の湿疹の悪化が抑えられる(大気汚染がひどいと指にブツブツ→裂けるを繰り返して治らないのですが、VCを大量に飲むと炎症が止まって穴がふさがるんですよね)
- 筋トレ後の歯茎の腫れが治る(筋肉痛だとVCを大量消費するんですかね? 私は筋肉痛が起こるレベルまで運動すると歯茎が腫れるんですよ💦)
- 便通がよくなる
- 体調不良のときも多く飲むと翌日回復できる
上記のように、多くのよい効果を感じることが出来ました。詳しくは使用開始3週間時点でレビューを書いているので下の記事をご覧ください↓。

アスコルビン酸(ビタミンC)をリポソーム化(レシチンで包む)すると、吸収力が高まって少量で長く効き、胃痛が起きにくいそうです。
非リポ化していないビタミンCで胃痛になった話はこちら↓。


Nowのヒマワリレシチン
サプリとして手に入るレシチンは大豆、ヒマワリ、卵黄由来のものが多いです。パウダーで手に入りやすいのは大豆とヒマワリですが、私はNowのヒマワリレシチンを使っています。理由は遺伝子組み換え原料不使用とあったからです。

ニチガの大豆レシチン
ニチガの大豆レシチンはリン脂質の割合が非常に高く、なんと97%! レシチンの割合を低く抑えることが出来るので、リポグルもリポCもたっぷり飲むことが出来そうです。
でも「遺伝子組み換え原料不使用」との記載がないため、一応買ってはありますが使ったことはありません。
一応参考に、こちらの大豆レシチンを使った場合の配合も計算したので置いておきます。作り方と注意点はヒマワリレシチンの場合と同じです。(アスコルビン酸 : レシチン = 1 : 2.3)
・40℃のお湯 520ml
・アスコルビン酸(ビタミンC) 25g
・レシチン 55g
※25mlあたり(8.7円)
ビタミンC 1g(1円)、レシチン 2.3g(7.7円)
アスコルビン酸 : レシチン = 1 : 2.3


食品添加物グレードのアスコルビン酸を選んでください。私はこのニチガの遺伝子組み換え原料不使用のものを使っています。
各原料についてさらに詳しく書きましたので、併せてこちらもご確認ください。

最近、このアスコルビン酸を使って自家製ビタミンCドリンクを作って飲んでいます。よろしければ、レシピを公開していますので参考にしてみて下さい。


YouTubeの動画ではミキサーを使っている人が多かったですが、ハンドブレンダーだとガラス容器で混ぜられて、そのまま冷蔵庫に保存できるのでオススメ。洗い物が少なく出来ます。
上の写真はうちで今使っているブラウンのハンドブレンダー。レシチンは泡立ちやすいし卵黄みたいに粘つくので、こういう刃がついているブレンダーで混ぜてください。
下は私が使っているブラウンのブレンダーの新しいバージョン。他にアタッチメントが2つついてきますが、泡だて器はホイップクリームを作るのに、チョッパーはタコスやミートソース用の玉ねぎのみじん切りに必須なので、うちでは毎日出番があります。もしお持ちでない方はこの機に是非!


熱湯消毒や超音波洗浄機に耐えられるように、保存容器は耐熱ガラスがおすすめです。次の条件を満たしている容器はリポC向きです。
・ブレンダーが入る(幅10cm以上)
・耐熱ガラス
・電子レンジOK
・パッキン付きのフタ(3日ていど冷蔵庫保存したいので)
下の3つのガラス容器が、今うちで実際に使っている商品のリンクです。


別のページでさらに詳しいレビューを載せたので、こちらをご覧ください。



参考にしたリポソマルビタミンCのレシピは、すべて超音波洗浄機を使用していましたが、ブレンダーでしっかり攪拌すれば70~80%はリポソーム化されると言っている人もいました。なので、この手順が面倒な人は飛ばしてもいいかも知れません。
私は少しでも効かせたくて、こちらのEIWEIの2Lタイプを使っています。
多少不満はあるのですが、条件を満たす超音波洗浄機がこれしか見つかりませんでした。でも必要な仕事はちゃんとしてくれていますので、DIYリポソマルビタミンCにチャレンジしたい方にはオススメです。
こちらにさらに詳しいレビューを書きましたので、併せてご確認ください。


レシチンは水に溶かすとねちゃねちゃベタつくので、細かい作業が出来るスパチュラが一本あると便利です。私はこちらのレックのビン・缶用スクレ―パーを使っています。10年前に買ったのですが、いまだに現役。
先端が少し薄く反っていて、ビンの隅などカーブしていて残りやすいところもキレイに拭い取れます。大きさは大き目のカレースプーンくらい。シリコン製で熱にも強くニオイも付きにくいので、私はボディクリームを作るときにも使っています。一本あると便利。

・水 494ml (40℃)
・アスコルビン酸(ビタミンC) 24g
・サンフラワーレシチン 84g
※1回分25ml あたり(25.5円)
ビタミンC 1g(1円)、レシチン 3.5g(24.5円)
アスコルビン酸 : レシチン = 1 : 3.5
2025.9.25追記
その後の経過と改訂版レシピについてはこちら↓。


ガラス容器に40℃のお湯494mlとアスコルビン酸 24g、レシチン 84gを入れ、ゴムヘラで軽く混ぜたあとブレンダーで均一な液体になるまでよく混ぜます。
レシチンが失活してしまうらしいので、50度を超えないよう注意して下さい。アスコルビン酸とレシチンは水に溶けにくいですが、40度程度にあたためるとよく溶けます。
先にアスコルビン酸を溶かしてからレシチンを混ぜるレシピもあったのですが、何度か試して仕上がりが同じだったので、私は全ての材料を一度に混ぜています。

超音波洗浄機の水槽にガラス容器を入れ、水槽のすき間に9割の水位のところまで水と氷を入れます。私は600mlなら60分ほど振動させます。均一にリポソーム化するように、10分置きにゴムベラで混ぜます。
温度が35度以上になるとリポソームが壊れてしまうそうなので、温度表示を注意深く見ながら適宜水槽に氷を足してください。振動させると熱が発生するらしく、どんどん氷が解けます。
私はいつも開始から30分くらいで一度水を少し捨て、氷を補充しています。
超音波洗浄機は金属を溶かすらしく、混ぜる道具としてプラスチックやシリコン製のヘラを推奨しているレシピがありました。私は上の方でご紹介したレックのゴムベラで混ぜています。
今回ご紹介するレシピには、25mlあたり約1000mgのビタミンCが含まれています。朝晩2回飲むのがオススメ。リポソマルビタミンCはアスコルビン酸を脂質の膜で包んでいるため胃への刺激が少なく、空腹時の摂取が推奨されています。私は摂取後、15~30分ていどは何も食べないようにしています。
味は酸っぱくて生臭く、クリーミーでトロッとしています。歯に悪いので飲んだ後は口をゆすいでください。
たくさん飲みたい人へ
この記事を書いている間にレシチンの過剰摂取に気付いて朝夕のみに減らしたのですが、以前は一日4,5回飲んでいました。大豆レシチンなら4回まで飲んでも一日当たりのレシチンが10g以下なので、たくさん飲みたい人はリン脂質97%の大豆レシチンを検討するといいかも知れません。
それからアスコルビン酸 : レシチンの比率を 1 : 1 に近づける方法もあります。今回のレシピでは胃に刺激が入らないように 1 : 3.5 にしてありますが、おそらくもう少しレシチンは減らせるはずです。
ちなみにサンフラワーレシチンを一日10g以上摂った場合の副作用としては、お腹の張り、臭いオナラを経験しました。人によっては悲しくなったり気分の落ち込みが現れる場合もあるかも知れません。
リポCをたくさん飲むと皮膚炎が急速に治まったり、翌日動けるようになるなど高い効果が体感できるので、今後は比率を変えたり市販のビタミンCを組み合わせて容量を増やしていきたいと思います。
何時間おきに飲んだらいいか
リポソマルビタミンCの持続時間は長く、ちゃんとラボで作ったものなら24時間後でも飽和量以上の血中濃度を維持していたことが確認できたそう※2。自家製の場合はそこまで完璧にリポソーム化出来ていないんじゃないかと思うので、個人的には4~10時間おきに飲むのがオススメ。
よくビタミンCが排出されてしまっている目安として「尿が黄色くなる」ということを上げる人がいます。でも体調不良の日にリポCを4時間おき、計125ml(VC 5000mg)飲んでも尿は黄色くなりませんでした。リポソーム化していないビタミンCを飲むと黄色くなりますので、自家製とはいえリポCはめちゃめちゃ吸収率が高いんじゃないかと思っています。
アスコルビン酸:レシチン = 1 : 1.2
保存を高めるためにエタノールが入っています。
- 水 238.8g
- エタノール 57.4g
- ビタミンC 80.2g
- レシチン 98.5g
ブログ:自作リポソームビタミンCの作り方より
アスコルビン酸:レシチン = 1 : 1.6
- 蒸留水250cc (32度未満)
- ひまわり(サンフラワー)レシチン 大さじ3 約22.5グラム
- ビタミンC(アスコルビン酸マグネシウム) 13.5グラム
アスコルビン酸:レシチン = 1 : 1.23
保存を高めるためにエタノールが入っています。
- ビタミンCパウダー 176 g
- 大豆またはヒマワリのレシチン顆粒 217 g
- ウォッカ 100 g/ml
- 蒸留水 550 g/ml
以下原文です。
To make your own liposomal c, you need:
YouTubeコメント欄より
176 g vitamin c powder
217 g soy or sunflower lecithin granules
100 g/ml vodka
550 g/ml distilled water
アスコルビン酸:レシチン = 1 : 2.3
- アスコルビン酸(粉末状の純粋なもの)15g
- ヒマワリレシチン顆粒(オーガニック)35g
- 水(蒸留水または湧き水。水道水は不可)1½ cup
The recipe:
Materials needed:
Pure ascorbic acid in powder form. 15g
Sunflower lecithin granules (organic). 35 g
Water (distilled or spring, not tap). 1½ cup
YouTubeコメント欄より
アスコルビン酸:レシチン = 1 : 1.5
- 室温の水 1と1/2カップ(約12 fl oz/約350ml)
※必ず「ぬるま湯」ではなく常温水を使用すること - ヒマワリレシチン 大さじ3
- ピュア・ビタミンC結晶(アスコルビン酸) 大さじ2
What You Need
Carrie Brownさんのサイトより
- 1 1/2 cups / 12 fl oz. room temperature water (make sure it’s NOT warm)
- 3 TBSP Sunflower lecithin
- 2 TBSP Pure Vitamin C crystals
- Ultra Sonic Jewelry Cleaner
このコンテンツは私が個人的な趣味で試したり調べた内容を記録したものです。情報を参考になさる際は必ず信頼できるソースにもあたり、ダブルチェックした上で自己責任でお楽しみください。事故やトラブルが発生した場合、当方は責任を負いかねますのでご了承ください。
※1 Too much of a good thing? Lecithin and mental health
※2 The Pharmacokinetics of Vitamin C
※3 Vitamin C—Sources, Physiological Role, Kinetics, Deficiency, Use, Toxicity, and Determination

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