DIYリポソマルビタミンCの材料について

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今回は私が使っているDIYリポソマルビタミンCの材料について、レビューや調べたことをまとめていきたいと思います。DIYリポCの作り方やレシピについてはこちらにまとめたのでご覧ください。

【レシピ】DIYリ〇ライセル! リポソマルビタミンCの作り方

レシチン

Nowのヒマワリレシチン

サプリとして手に入るレシチンは大豆、ヒマワリ、卵黄由来のものが多いです。パウダーで手に入りやすいのは大豆とヒマワリですが、私はNowのヒマワリレシチンを使っています。大豆は普段豆乳やプロテインで摂るので、大豆以外がいいなと思って。

ヒマワリレシチンの見た目は油っぽいベタつくきな粉といった感じで、容器を開けると香ばしいにおいがします。脂肪分が多く冷たい水に溶けにくいので、4~50度のお湯で溶かします。水を含むと卵の黄身を濃縮したような茶色いペーストになります。

レシチンに含まれるホスファチジルコリンは、体内で コリンに変換され、さらにアセチルコリンの合成に用いられます。アセチルコリンは神経伝達物質として、特に記憶や学習、神経系の機能に関与するそう。※1

なので、iHerbのレビューを見ると、記憶力や集中力の向上を期待して摂取する人が多いですね。あとは悪玉コレステロールの低下が期待できるそうなので、血管の健康のために摂取したり。

慢性疲労に悩まされるとついたくさん飲みたくなってしまいますが、コリンの過剰状態が気分に影響を与える(うつっぽくなる?)可能性がある※1そうなので、レシチンの摂取量が一日10gを超えないように注意してください。

Nowのヒマワリレシチンは第三者機関からチェックを受けた製造ラインで作られ、遺伝子組み換え原料を使っていないのが安心。

でもリポソーム化に必要なリン脂質の割合は低くて、大体54%くらい。レシチンが過剰摂取にならないようにリポCを飲まなければならないので、リン脂質の割合が低いのは不利ではあります。

アスコルビン酸とレシチンの比率の根拠

残念ながらリポソーム化に必要なレシチンの量については研究論文をあたることが出来ず、英語圏の人がよくDIYレシピとして公開している比率を参考にしました。


調べた結果、
アスコルビン酸:レシチン = 1: 2 ~ 4
とするレシピが多かったです。

なのでサンフラワーレシチンを使ったレシピではリン脂質が54%程度であることを考慮して、比率を1 : 3.5としています。

ニチガの大豆レシチン

こちらのニチガの大豆レシチンはリン脂質の割合が非常に高く、なんと97%! レシチンの割合を低く抑えることが出来るので、リポグルもリポCもたっぷり飲むことが出来そうです。

でも「遺伝子組み換え原料不使用」との記載がないため、一応買ってはありますが使ったことはありません。

一応参考に、こちらの大豆レシチンを使った場合の配合も計算したので置いておきます。作り方と注意点はヒマワリレシチンの場合と同じです。

リポCレシピ(リン脂質97%の場合) 600ml(25ml×24回分)

・40度のお湯 520ml(レシチンが変性するので50度を超えない

・アスコルビン酸(ビタミンC) 25g

・レシチン 55g

※25mlあたり(8.7円) 
ビタミンC1000mg(1円)、大豆レシチン 2.2g(7.7円)

この大豆レシチンだと25ml(ビタミンC1000mg)あたりレシチンの含有量が2.2gなので、一日4杯まで余裕で飲めますね。農薬や遺伝子組み換えのリスクが気になりますが、お値段もヒマワリレシチンの半額くらいだしこっちに変えようか検討中です。

アスコルビン酸

食品添加物グレード以上のアスコルビン酸を選んでください。私はニチガの遺伝子組み換え原料不使用のものを使っています。

DIYレシピを公開するにあたって、自分がレシチンを摂りすぎていたことに気付きました。なので現在DIYリポCを一回抜いて、このアスコルビン酸で作った自家製ビタミンCドリンクを一日2回(VC 0.5g × 朝夕)飲んでいます。

【レシピ】自家製ビタミンCドリンク

リポCじゃなくても頻回に飲めばそれなりに効果がでた

ここ2,3日、抜いた一回分のDIYリポCの代わりにビタミンCドリンク、小林製薬のビタミンC(後述)をちょこちょこ飲んで、一日で合計4000㎎のビタミンC摂取していますが、DIYリポCを同量飲んだ時のように炎症により裂けた指の穴が閉じてきました!

DIYリポC(1000㎎×2回)の合間にビタミンCを2時間おき350 ~ 500 mg × 4,5回飲んだところ、

・尿がほんのり黄色(2025.9.26追記 これは小林製薬のビタミンCサプリに含まれるビタミンB2の影響だと思われる)
・わずかに胃の不快感
・なんとか炎症により空いた穴がふさがりつつある
・ひじが赤くなりうろこ状になっていたが、真っ白に皮向けして脱皮ほぼ完了

という効果を体感しました。胃の不快感が少し出たしDIYリポCのほうが効果が出るのが早い感じがするのですが、頻回に飲めばリポ化していないビタミンCでも皮ふが治る効果が体感できることがわかりました。

過剰摂取を避けたいので、普段の慢性疲労対策にはビタミンCの合計を一日3000mgくらいに抑えています。でも、大気汚染が強くなるとどうしても指先やひじが炎症を起こし避けたり皮むけしたりしてきてしまうんです。

この炎症は2024年8月から少しずつ始まり、2024年10月、2025年3月、8月を境に3段階レベルアップしました。こちら↓のサイトで自分の住んでいる地域の大気汚染指数が確認できるのですが、私の皮膚炎はどうもこの数値と連動しているようです。

マスクをしたり空気清浄機を増設するなど対応していますが、AQIが50を超える日がしばらく続くと指やひじが避けたり倦怠感や風邪のような症状が出るようになってしまいました。

市販の安価なビタミンC(現在使用中)

ちなみにリポソーム化していないアスコルビン酸は、摂取後1時間で血中濃度がピークに、2時間後には半減してしまう※2そう。

持ち運び用に添加物少なめなビタミンCの錠剤をお探しなら、小林製薬のものが安くておすすめ(2.7円/粒)。一粒あたりVC350mgなので、無駄なくかつ胃腸に負担少なめでビタミンCを吸収できます(でも空腹時は避けた方がいいです、少し胃に不快感が出ました)。

少しすっぱいですがチュアブルではないので、水と一緒に飲み込みます。カロリーも一粒あたり1.6kcalと少ないです。

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DIYでも市販でもリポCは高カロリーなので注意

ちなみに市販でもDIYでもリポCはカプセル化のためにリン脂質を使うので、カロリーが高いです。たとえばこちらはうちにあったDr. MercolaのカプセルタイプのリポCなのですが、VC 0.5 g あたりリン脂質が0.5g含まれていて 5 kcal。小林製薬の3,4倍です。

市販のサプリは最低限のリン脂質になっていると思うので、DIYリポCよりはカロリーを低く抑えられますが、ためしにこのDr. MercolaのリポCでビタミンCを4g摂る場合を計算すると40 kcal。一日にみかん一個分くらい余計にカロリーを摂ることになるので、ダイエット中の人はリポCの分を加味してほんのちょっと食事を減らす必要があるかも知れません。

免責事項

このコンテンツは私が個人的な趣味で試したり調べた内容を記録したものです。情報を参考になさる際は必ず信頼できるソースにもあたり、ダブルチェックした上で自己責任でお楽しみください。事故やトラブルが発生した場合、当方は責任を負いかねますのでご了承ください。

※1 Too much of a good thing? Lecithin and mental health

※2 The Pharmacokinetics of Vitamin C

※3 Vitamin C—Sources, Physiological Role, Kinetics, Deficiency, Use, Toxicity, and Determination

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