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私たちは救われなきゃいけない。そのためにはまず、置かれた状況を理解して、感情を言語化してみる必要があるんじゃないか。
そう思ってマンガを描くことにしました。
描くことによって、私がどんな風に世界を見ているか他の人に見えてしまう。「あなたの理解は間違っている」と言われるかも知れない。
でもマンガを描けば、わかろうとした誰かがここにいたんだよという事実は、誰かに届けられるかもしれない。すくいとった声を集めて物語を紡いでみる。そうすることによって、自分の体験に名前をつけられる人がいるかも知れない。
文章を書いているときも、人の心に土足で入るような気分だった。でもマンガのほうが(うまく描ければだけど)もっと奥まで入ってしまう気がする。
私が基本的に寄り添いたいのは女性なんだけど、物語を描くにあたって加害者側も救われなきゃいけないと思っていて。それが女性に対する裏切りになってしまいそうで嫌だなと思った。でも加害者に対して、「理解しようと出来るだけ頑張る」ことが私にとっての救いなのかなと思う。
今日感じた読んでくれる人への畏怖と、体験に名前を与えてしまう重大さをこれから先も忘れないようにしたい。
読んでくれているみなさん、いつもありがとう。そしてすみません。
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