若い女を助けたいおばさん

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先日こんなマンガを描きました。

【創作マンガ】「職場に何しに来てるの」 2

「おばさんは若い女に嫉妬しているんだよ」という言説のアンチテーゼとして、若い人を助けたいと願う中年女性の話を描いてみました。

若い人を助けたいと願う中年女性

「職場に何しに来てるの」 乃国 蜜

いわゆる「おばさんの図々しさ」と他意のなさを逆手にとって、男に絡まれる若い女性を助けようとするおばさんを描いてみました。勘違いだったとしても、人を助けられる可能性にかけてみようという勇気や思い切りの良さって、あまり語られることがないけど素敵ですよね。

嫉妬? 口には出さないけど嫌ってる

よく「おばさんはもう相手にされないから、構われたくて必死」という悪口も耳にします。でも実際は、若い女性にセクハラして回るような男性って、たいていおばさんからの好感度も低いもの。

「職場に何しに来てるの」 乃国 蜜

おばさんは嫌悪感をあらわにしたりしないから気付いてないかも知れないけど、嫌な男はしっかり嫌われてるよ、という気持ちで上のシーンを描きました。公の場では仕方なし男のストーリーにのっとって「男好きおばさん」を演じてやってる人のいるかも知れないけど、女性は年齢問わず異性に興味ない人が多いですよね。

若い女性からみたおばさん

男性のいう「おばさんに嫉妬される若い女性」って、おそらくおばさんに対して優越感を持っている想定だと思うんですけど、女の自分からするとリアリティがないなぁと思って描いたシーン↓。

「職場に何しに来てるの」 乃国 蜜

若い女性の側は自分が魅力的かどうかなんて、普段あんまり考えないんじゃないかと思いました。男性から絡まれて困っているときならなおさら、それどころじゃない気がします。

なので、年上の女性から助けられたらおおむね嬉しい、というケースが多いんじゃないでしょうか。感覚の違いから理解し合えないと思うかも知れないけど、キャットファイト的な展開にはまずならないような…。

でも連帯は難しい 奴らは一枚上手なのだ

こんなふうに女性は普段から同性同士助け合っているし、性的魅力の優劣でマウントの取り合いなんて考えている人はまずいないんじゃないかと思います。

でも、じゃあ力を合わせてホモソに対抗できるかと言うと、それはまた別の問題があって難しいんですよね。

「職場に何しに来てるの」 乃国 蜜

まず権力を与えられている女性が少ないし、団結するにも安定した雇用が必要。

私たちは本当に上手に分断されていて、同性だからと言って必ずしも味方とは限らないんですよね…。ここを乗り越えて、職場で協力する喜びが描けたらいいなぁと思って今制作しています。

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